振袖ブログ
こんにちは、すずのき編集部です。
成人式の振袖準備を進めていると、「長襦袢(ながじゅばん)」という言葉をよく耳にしますよね。
「長襦袢ってそもそも何?」
「振袖に本当に必要なの?」
「サイズは振袖と同じでいいの?」
特にママ振り(お母様の振袖)を着る場合、長襦袢のサイズや状態が合っているかどうかはとても重要なポイントです。
そこで今回は、成人式準備で知っておきたい 長襦袢の役割・正しいサイズ・ママ振り長襦袢のお直し費用について、分かりやすく解説します。
トピックス
1. 長襦袢の役割とは?2. 振袖を着るときの正しいサイズ
3. ママ振り長襦袢のお直しの予算
まとめ|美しい着姿のために見直しておきたい長襦袢
1. 長襦袢の役割とは?
着物を着るときの長襦袢の役割
長襦袢とは、着物の下に着る下着のような役割の着物です。
振袖を美しく着るためには欠かせない存在で、主に次のような役割があります。
① 着物を汚れから守る
振袖は正絹などデリケートな素材で作られていることが多く、汗や皮脂がつくとシミや変色の原因になります。
長襦袢を間に着ることで、振袖を直接汚れから守ることができます。
② 着物の形を美しく整える
長襦袢は振袖より少しだけ小さく作られており、着物の中でシルエットを整える役割があります。
サイズが合った長襦袢を着ることで、振袖のラインがきれいに出ます。
③ 衿元のおしゃれを作る
振袖の衿元に見える「半衿」は長襦袢に縫い付けて使います。
刺繍半衿などを付けることで、成人式らしい華やかな衿元を作ることができます。
つまり長襦袢は、振袖をきれいに着るための土台とも言える存在です。
スーツで例えるとどの部分?
長襦袢のイメージがわきにくい方は、スーツで例えると分かりやすいです。
振袖の着用は、次のようなイメージになります。
振袖=スーツ(ジャケット)
長襦袢=シャツ(インナー)
ジャケットを直接肌に着ないのと同じように、振袖も長襦袢なしでは着ません。
長襦袢があることで、着心地が良くなり、着物も長持ちするのです。
また、衿元の半衿はスーツでいう「シャツの襟」にあたる部分。
成人式では刺繍半衿を使うことで、振袖姿をさらに華やかに見せることができます。
2. 振袖を着るときの正しいサイズ
振袖と長襦袢は同じサイズで良いと思われがちですが、実は少し小さめに作るのが基本です。
ここでは成人式の振袖に合わせる長襦袢のサイズの目安を紹介します。
裄や袖丈は2分ひかえる
長襦袢は、振袖から見えないように
裄・袖丈を振袖より2分(約0.7cm)ほど短く作るのが基本です。
理由はとてもシンプルです。
長襦袢の袖が長すぎると
・振袖の袖口から長襦袢が見える
・袖の中でもたつく
・着姿が崩れる
といった問題が起きてしまいます。
そのため、振袖よりほんの少し短くすることで
表から見えないきれいな着姿になります。
身丈はくるぶしが隠れるくらい
長襦袢の身丈は、一般的に
くるぶしがちょうど隠れるあたり
が目安です。
長すぎると
・裾がもたつく
・着崩れしやすい
短すぎると
・着物の中でバランスが悪くなる
というデメリットがあります。
振袖は通常「おはしょり」を作って着ますが、
長襦袢は基本的におはしょりを作らないため、体に合った丈が重要になります。
3. ママ振り長襦袢のお直しの予算
ママ振りを着る場合、振袖だけでなく長襦袢のサイズもチェックが必要です。
例え振袖がそのまま着られそうなサイズであっても、
体型や身長が違うと、長襦袢が合わないことも多く、
そのままでは着崩れや着心地の悪さにつながることがあります。
ここでは代表的なお直し内容と、目安の料金をご紹介します。
※ここでは、着物すずのきの料金(2026年4月現在)を参考にするため、
店舗や地域によって多少金額が異なります。
裄を直す
裄とは、首の後ろから手首までの長さのことです。
長襦袢の裄が合っていないと
・袖が突っ張る
・袖が余る(長襦袢の袖が振袖から出る)
など着心地に影響します。
費用目安
8,800円
長さを出す場合+2,750円(税込価格)
袖丈を直す
振袖は袖丈がとても長いため、長襦袢の袖丈も振袖に合わせる必要があります。
ママ振りの場合、振袖と長襦袢の袖丈が違うケースも少なくありませんので、
必ず確認をしましょう。
その場合は袖丈を調整します。
費用目安
6,600円
長さを出す場合+2,750円(税込価格)
身巾を直す
体型が変わると必要になるのが身巾直しです。
身巾が合っていないと
・着物の中でもたつく
・衿元が崩れる(衿がはだけるなど)
など着姿に影響します。
費用目安
27,500円
長さを出す場合+3,850円(税込価格)
身丈を直す
身長差やバストサイズ差が大きい場合は身丈直しが必要になります。
長すぎる場合は詰め、短い場合は丈を出す加工を行います。
費用目安
27,500円
長さを出す場合+3,850円(税込価格)
洗い張りで仕立て直す
古い長襦袢の場合、
・シミ
・サイズが大きく違う
・生地のゆがみ
などがある場合は、洗い張りをして仕立て直す方法もあります。
洗い張りとは、一度反物の状態にほどいて洗い、
サイズを合わせて仕立て直す加工です。
費用目安
洗い張り+仕立て直し
38,500円(税込価格)
半衿を新調する場合はプラス1100円~11000円程の半衿代金がかかります。
長襦袢の状態によっては、この方法が一番きれいに仕上がることもあります。
また、コストパフォーマンスも細かく直す場合よりも良くなる可能性があります。おまけ|長襦袢の生き洗いと染み抜き
サイズとは異なる点で、全体の汚れやシミ、
長期的に仕舞っておいた弊害である臭いに対応できる加工をご紹介しておきます。
生き洗い(丸洗い)
全体の汚れを落とす。水性の汚れに強い。着物の臭い取りにも有効。
費用目安
6,050円(税込価格)
染み抜き
部分的な強い汚れを落とす。食べこぼしや皮脂など油性の汚れに強い。
費用目安
3,850円(税込価格)
カビ取り
カビ菌を殺す。カビによる臭いの消化になる。
費用目安
2,200円(税込価格)
特選洗い
生き洗いで対応しきれない汚れに対応できる。全体のくすみ改善。
費用目安
10,450円(税込価格)
合わせて読みたい記事はこちら
≪流行りのママ振りの疑問を解決!|全体的な予算は?サイズ直しや生地のメンテナンスも含めた費用を予測≫
≪その振袖の寸法、あなたに合っていますか?|振袖のサイズについて知ろう≫
≪「振袖の準備はいつから?」成人式から逆算してわかる、春スタートが最適な理由≫
まとめ|美しい着姿のために見直しておきたい長襦袢
長襦袢は、振袖姿をきれいに見せるために欠かせないアイテムです。
今回のポイントをまとめると
・長襦袢は振袖の下に着るインナーの着物
・振袖を汚れから守り、着姿を整える役割がある
・ママ振りの場合は長襦袢のサイズ確認が大切
成人式の準備では、振袖ばかりに目が行きがちですが、
長襦袢が合っているかどうかで着姿は大きく変わります。
特にママ振りを予定している方は、振袖と一緒に長襦袢のサイズも確認しておくと安心です。
成人式当日をきれいな振袖姿で迎えるために、
ぜひ長襦袢の準備も早めにチェックしてみてくださいね。
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