振袖ブログ
こんにちは、すずのき編集部です。
最近、成人式の振袖選びでよく耳にするのが 「ママ振り」。
お母さまが成人式で着た振袖を、お嬢さまが着るスタイルのことです。
思い出の詰まった振袖を受け継ぐことができるママ振りは、ここ数年とても人気が高まっています。
しかし一方で、
- 「そのまま着られるの?」
- 「クリーニングは必要?」
- 「サイズが違う場合いくらかかるの?」
- 「全部でどのくらいの予算を見ておけばいい?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、ママ振りを着るときに必要になるメンテナンスやサイズ直しの内容、
そして予算の目安について分かりやすくご紹介します。
トピックス
1.ママ振りをメンテナンスなしで着るのはおすすめできない理由2.ママ振りでまずやっておきたい基本メンテナンス
3.カビ取りや染め替えが必要な場合の予算
4.寸法が合わない場合のサイズ直しの予算
5.お嬢さまと着物にとって理想なのは「洗い張り」
6.ママ振りの予算は状態によって大きく変わる
7.ママ振りの相談は早めがおすすめです
まとめ|ママ振りはメンテナンスとサイズ確認が大切
1.ママ振りをメンテナンスなしで着るのはおすすめできない理由
「タンスに大事にしまってあったから大丈夫」
そう思っていても、振袖は長い年月を経ているため、実は見えない部分でダメージが出ていることが多い着物です。
特に注意したいのが次のポイントです。
生地の汚れや皮脂の残り
成人式や前撮りで着た振袖には、汗や皮脂汚れが残っていることがあります。
時間が経つと黄ばみやシミになることもあります。
保管中の湿気によるカビ
桐箪笥で保管していても、湿度の影響でカビが発生することがあります。
糸のゆるみや縫い目の劣化
20年前の振袖は縫い糸が弱くなっている場合もあり、袖付けや縫い目がゆるんでいることがあります。
こうした理由から、ママ振りはメンテナンスをせずにそのまま着用するのはおすすめできません。
大切な成人式当日にトラブルが起きないよう、事前に状態を確認しておくことが大切です。
2.ママ振りでまずやっておきたい基本メンテナンス
多くのママ振りで、スタンダードに行うことが多いメンテナンスが次の3つです。
- 生き洗い
- 染み抜き
- 袖付け直し
それぞれの理由をご紹介します。
生き洗い(丸洗い)
振袖のメンテナンスの基本になるのが 生き洗い(丸洗い)です。
振袖を解かずに全体を洗うクリーニング方法で、
- 汗や皮脂の汚れ
- ほこり
- 保管臭
などを落とすことができます。
費用目安
8,800円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
成人式で一日着る振袖だからこそ、
見た目だけでなく衛生面でも安心して着られる状態にしておくことが大切です。
染み抜き
振袖には意外と多くのシミが隠れています。
特に多いのは
- 食べこぼし
- 汗ジミ
- 保管中の黄変
などです。
シミは時間が経つほど落ちにくくなるため、
専門の染み抜きが必要になることもあります。
費用目安
一箇所 3,850円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
※シミ範囲や古さにより、追加の費用がかかる場合があります。
振袖は顔周りに近い着物なので、
小さなシミでも目立つことがあります。
成人式の写真にも残るため、事前に確認しておくと安心です。
袖付け直し
意外と見落とされがちなのが 袖付け直しです。
振袖は袖が長く、着用時に大きく動く部分でもあるため、
糸が緩んでいることがあります。
そのまま着ると
- 袖が外れる
- 縫い目が裂ける
などのトラブルの原因になることもあります。
費用目安
両袖 6,600円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
成人式当日に安心して着られるよう、
縫製のチェックと補強はしておきたいポイントです。
これらの工程を行った場合の費用は推定19,250円(税込価格)となります。
ここに小物の代金が加わった金額が、全体の費用となります。
おまけ|特選洗い
生き洗いで対応しきれない汚れに対応できるのが最大のメリット。かなり状態が思わしくない場合にご提案いたします。全体のくすみ改善にも役立ちます。
費用目安
18,000円(税込価格)
合わせて読みたい記事はこちら
≪【2027・2028年成人向け】今、注目の振袖用帯締めはこれ!|人気の帯締めを色とコーディネートの観点から解説≫
≪振袖姿は小物で変わる!お金をかけるべき部分はどこ?|小物の「アップグレード」がコーディネートにもたらす変化≫
≪【ママ振りコーデ完全ガイド】振袖リメイクは小物が決め手!帯締め&草履バッグ新調で今どき成人式スタイルへ≫
3.カビ取りや染め替えが必要な場合の予算
振袖の状態によっては、基本メンテナンス以外の加工が必要になることもあります。
カビ取り
長期間の保管でカビが出ている場合、専用のカビ取り加工が必要です。
費用目安
2,200円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
※生地の状態により、追加の費用がかかる場合があります。
染め替え
シミや色ヤケが目立つ場合、染め替えで印象を変えることも可能です。
費用目安
13,200円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
※柄を潰さない下準備の加工は別料金です。
こちらは柄によって大きく金額が変動するため
実物を見てのお見積りとなります。
裏地交換
裏地(胴裏や八掛)は、年月とともに黄ばみや劣化が出やすい部分です。
裏地交換の目安
胴裏 19,800円(税込価格)
胴裏取替 35,200円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
裏地を新しくすると、着心地も見た目も大きく変わります。
4.寸法が合わない場合のサイズ直しの予算
ママ振りを着る際、最も多い相談が サイズの違いです。
20年前と今では体型の傾向も変わっているため、寸法直しが必要になるケースは珍しくありません。
主な直しは次の3つです。
裄直し(ゆきなおし)
裄とは、首の後ろから手首までの長さです。
短いと手首が出てしまうため、見た目の印象に影響します。
費用目安
8,800円
長さを出す場合+2,750円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
袖丈直し
袖丈とは、袖山から袂までの袖の長さです。長すぎると袖が床に付いてしまったり、
逆に短すぎると見栄えに欠けてしまうことがあります。
費用目安
6,600円
長さを出す場合+2,750円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
身丈直し
身丈は着物の長さです。
振袖はおはしょりで調整できますが、大きく違う場合は直しが必要になります。
費用目安
27,500円
長さを出す場合+3,850円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
身幅直し
身幅は胴回りのサイズです。
合っていないと
- 着崩れ
- 窮屈さ
の原因になります。
費用目安
27,500円
長さを出す場合+3,850円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
合わせて読みたい記事はこちら
≪その振袖の寸法、あなたに合っていますか?|振袖のサイズについて知ろう≫
5.お嬢さまと着物にとって最も理想なのは「洗い張り」
もし振袖の状態をしっかり整えたい場合、最もおすすめなのが 洗い張りです。
洗い張りとは、
- 着物をすべて解く
- 生地を洗う
- 仕立て直す
という、着物を一度リセットするようなメンテナンスです。
この方法のメリットは
- 生地の奥まできれいになる
- 寸法直しが自由にできる
- 裏地も新しくできる
という点です。
費用目安
〇洗い張り
22,000円(税込価格)
〇裏地代金
胴裏 19,800円(税込価格)
〇仕立て直し
国内仕立て 88,000円(税込価格)
※2026/03現在の株式会社すずのきの工料。
振袖を次の世代まで残したい場合にもおすすめの方法です。
6.ママ振りの予算は状態によって大きく変わる
ここまで紹介してきたように、ママ振りの準備には
- メンテナンス
- サイズ直し
- 状態に応じた加工
などが必要になります。
そのため、振袖の状態によって
20,000円〜130,000円程度+長襦袢と小物の代金
と、予算に幅が出ることがあります。
合わせて帯・長襦袢のお直しや新調がある場合は+50,000円~200,000円程度、
小物をすべて新調する場合も+50,000円~100,000円程度を想定しておくと間違いないでしょう。
ただし、新しく振袖を一式購入する場合と比べると、思い出の振袖を活かしながら準備できる点は大きな魅力です。
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≪【2027・2028年成人向け】今、注目の振袖用帯締めはこれ!|人気の帯締めを色とコーディネートの観点から解説≫
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7.ママ振りの相談は早めがおすすめです
成人式直前になると、
- 加工の納期が間に合わない
- 直しができない
といったケースも出てきます。
そのため、ママ振りを検討している場合は、
成人式の1年以上前から準備を始めるのがおすすめです。
合わせて読みたい記事はこちら
≪「振袖の準備はいつから?」成人式から逆算してわかる、春スタートが最適な理由≫
まとめ|ママ振りはメンテナンスとサイズ確認が大切
ママ振りは、お母さまの思い出が詰まった振袖を受け継ぐことができる、
特別な成人式のスタイルです。
ただし、長年保管されていた振袖は、
見た目には分からない汚れや生地の劣化があることも多く、
メンテナンスなしでそのまま着るのはおすすめできません。
成人式で安心して着用するためには、
まず次のような基本メンテナンスを行うことが大切です。
- 生き洗い(丸洗い)
- 染み抜き
- 袖付け直し
さらに振袖の状態によっては、
- カビ取り
- 染め替え
- 裏地交換
などの加工が必要になる場合もあります。
また、ママ振りで多いのが寸法の違いです。
裄・身丈・身幅などが合っていないと、
着姿がきれいに見えないだけでなく、着崩れの原因にもなります。
振袖の状態をしっかり整えたい場合は、洗い張りと仕立て直しという方法もあります。
着物を一度解いて洗い、
生地を整えてから仕立て直すことで、振袖をより良い状態にすることができます。
ママ振りの準備にかかる費用は、振袖の状態や必要な加工内容によって異なりますが、
合計100,000円〜300,000円程度を目安に考えておくと安心です。
成人式直前になると、メンテナンスやサイズ直しが間に合わないこともあるため、
ママ振りを検討している場合は早めの確認と準備がおすすめです。
すずのきでは、ママ振りの
- 振袖の状態チェック
- メンテナンス相談
- サイズ直し
- 小物コーディネート
まで、トータルでサポートしています。
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