振袖ブログ
すずのき編集部です。
毎年のことながら、夏休みは振袖のお下見ラッシュでした。
ご試着の際にはメインとなる振袖を決めて、そこに帯や小物を組み合わせていきます。
一生に一度の成人式に着る振袖のコーディネートにはこだわりを見せたいですよね。
自分に似合うかどうかはもちろん、自分の「好き」も盛り込んで行きたいところです。
そこで今回は、「好き」の最たるである推し概念のコーディネートの作り方をご紹介します。

まずは、メインとなる振袖の色を決めます。
好きな人物やキャラクターのイメージカラーや衣装の色から自分に似合うものを選出します。
例として、刀剣が活躍する人気オンラインゲームのキャラクターをベースにコーディネートを組んでいきます。
このキャラクターの外見の特徴は以下の通りです。
・光沢のある紺色と灰白色の和装
・金色の装飾が目立つ
・赤い組紐が差し色になっている
・髪や瞳の色は濃紺
・月(三日月)がモチーフ
これらの特徴から、振袖の色は紺色を選ぶのがベストでしょう。

しかし、一口に紺色と言えども、生地の質感や柄の大きさと量など、色のほかに印象を左右する要素があります。
ここでは質感は光沢感のある生地で、柄の量はそれほど多くないものを選択します。
柄の量が多すぎないものを選ぶことで、地色の印象が強くなり、キャラクターの落ち着いた雰囲気を演出できるためです。
柄の大きさは、自身の体格に合わせます。
身体の小さな方は小さめの柄を、大きな方は大きめの柄を選ぶとバランスが良く見えます。
柄の内容は、このキャラクターが和風のデザインであることから、古典柄を選びましょう。
重厚感があり、派手な色使いでないものがオススメです。
一番肌の近くに来るのが半衿です。
最近の半衿は、地色や刺繍の有無など選べる幅が広がっています。
それにより個性を出しやすくなってきているので、推し概念コーデもいっそうはかどります。
今回のテーマでは、白地に金糸や共色(生地と同じ色)の刺繍が入っているものを活用します。
白の半衿を選んだ理由は、キャラクターに順じているほか、凛とした正統派の印象を与えてくれるためです。
あくまでキャラクターの概念コーデであり、コスプレではないので、印象、イメージで装飾を選出します。
そのため着物と半衿の間に見える重ね衿は、金色と赤色の二色を合わせました。
飾りのないシンプルなデザインが凛とした雰囲気をつくります。


振袖の次に着姿の印象を大きく左右するのが帯です。
帯は金糸で織られたものを選びました。
いわずもがな、古典柄です。
大胆な百花(さまざまな花)の柄で華やかさを演出します。
また、極力色糸を使っていないものを選ぶのがポイントです。
こうすることでシンプルな小物を引き立てることができます。
赤い平織の帯揚げと、赤と黒の入り混じる丸組の帯締めをアクセントにします。
これでおおかたは完成です。

・長襦袢
・髪飾り
このあたりもしっかりとこだわっていきたいところです。
草履バッグセットは帯に合わせて金色の帯地をあしらったものをコーディネートしてまとまりをつけます。
長襦袢はキャラクターと同じく赤色のものを選んでみたり。
髪飾りは金色の飾りで煌びやかにしつつ、ヘアスタイルをタイトにアップするとかっこいいですね。
色だけに留まらず、生地の質感や柄の雰囲気、小物使いに気を配ることでそれとなく推しを感じるコーディネートの完成します。
そこに推しのモチーフアイテムを取り入れたなら、装備は完璧です。
推しのうちわやぬいぐるみと一緒に写真撮影・・・なんていうのも素敵です。
このように、振袖選びの楽しみのひとつとして推しの概念コーデを取り入れると気分が上がります。
これから振袖のお下見に行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
すずのきにご来店の際に
「このキャラクターの概念コーデがしたい」
「このメンカラのコーデがしたい」
と画像をご提示いただければ、はりきってコーディネートいたします。
推しコーデのみならず、自分に似合う振袖を探すには例年浅草台東館で行われる【きもの紀行㏌浅草2025】がおすすめのイベントです。
ここではお店とは比較にならないほどの振袖の数が揃う上に、パーソナルカラー診断であなたにピッタリの色をご提案することができます。
こちらは予約制のイベントとなっておりますので、ご利用の際はお近くの店舗までお問い合わせください。
毎年のことながら、夏休みは振袖のお下見ラッシュでした。
ご試着の際にはメインとなる振袖を決めて、そこに帯や小物を組み合わせていきます。
一生に一度の成人式に着る振袖のコーディネートにはこだわりを見せたいですよね。
自分に似合うかどうかはもちろん、自分の「好き」も盛り込んで行きたいところです。
そこで今回は、「好き」の最たるである推し概念のコーディネートの作り方をご紹介します。
振袖を選ぶ

まずは、メインとなる振袖の色を決めます。
好きな人物やキャラクターのイメージカラーや衣装の色から自分に似合うものを選出します。
例として、刀剣が活躍する人気オンラインゲームのキャラクターをベースにコーディネートを組んでいきます。
このキャラクターの外見の特徴は以下の通りです。
・光沢のある紺色と灰白色の和装
・金色の装飾が目立つ
・赤い組紐が差し色になっている
・髪や瞳の色は濃紺
・月(三日月)がモチーフ
これらの特徴から、振袖の色は紺色を選ぶのがベストでしょう。
しかし、一口に紺色と言えども、生地の質感や柄の大きさと量など、色のほかに印象を左右する要素があります。
ここでは質感は光沢感のある生地で、柄の量はそれほど多くないものを選択します。
柄の量が多すぎないものを選ぶことで、地色の印象が強くなり、キャラクターの落ち着いた雰囲気を演出できるためです。
柄の大きさは、自身の体格に合わせます。
身体の小さな方は小さめの柄を、大きな方は大きめの柄を選ぶとバランスが良く見えます。
柄の内容は、このキャラクターが和風のデザインであることから、古典柄を選びましょう。
重厚感があり、派手な色使いでないものがオススメです。
顔周りのコーディネートをする
振袖が決まったら、次は顔周りのコーディネートに入ります。一番肌の近くに来るのが半衿です。
最近の半衿は、地色や刺繍の有無など選べる幅が広がっています。
それにより個性を出しやすくなってきているので、推し概念コーデもいっそうはかどります。
今回のテーマでは、白地に金糸や共色(生地と同じ色)の刺繍が入っているものを活用します。
白の半衿を選んだ理由は、キャラクターに順じているほか、凛とした正統派の印象を与えてくれるためです。
あくまでキャラクターの概念コーデであり、コスプレではないので、印象、イメージで装飾を選出します。
そのため着物と半衿の間に見える重ね衿は、金色と赤色の二色を合わせました。
飾りのないシンプルなデザインが凛とした雰囲気をつくります。
帯のコーディネートをする

振袖の次に着姿の印象を大きく左右するのが帯です。
帯は金糸で織られたものを選びました。
いわずもがな、古典柄です。
大胆な百花(さまざまな花)の柄で華やかさを演出します。
また、極力色糸を使っていないものを選ぶのがポイントです。
こうすることでシンプルな小物を引き立てることができます。
赤い平織の帯揚げと、赤と黒の入り混じる丸組の帯締めをアクセントにします。
これでおおかたは完成です。
そのほかのアイテムもこだわる
・草履バッグセット・長襦袢
・髪飾り
このあたりもしっかりとこだわっていきたいところです。
草履バッグセットは帯に合わせて金色の帯地をあしらったものをコーディネートしてまとまりをつけます。
長襦袢はキャラクターと同じく赤色のものを選んでみたり。
髪飾りは金色の飾りで煌びやかにしつつ、ヘアスタイルをタイトにアップするとかっこいいですね。
さいごに
洋装のように形の自由が効かない振袖で推し概念コーデをするのは難しいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は案外簡単につくることができます。色だけに留まらず、生地の質感や柄の雰囲気、小物使いに気を配ることでそれとなく推しを感じるコーディネートの完成します。
そこに推しのモチーフアイテムを取り入れたなら、装備は完璧です。
推しのうちわやぬいぐるみと一緒に写真撮影・・・なんていうのも素敵です。
このように、振袖選びの楽しみのひとつとして推しの概念コーデを取り入れると気分が上がります。
これから振袖のお下見に行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
すずのきにご来店の際に
「このキャラクターの概念コーデがしたい」
「このメンカラのコーデがしたい」
と画像をご提示いただければ、はりきってコーディネートいたします。
推しコーデのみならず、自分に似合う振袖を探すには例年浅草台東館で行われる【きもの紀行㏌浅草2025】がおすすめのイベントです。
ここではお店とは比較にならないほどの振袖の数が揃う上に、パーソナルカラー診断であなたにピッタリの色をご提案することができます。
こちらは予約制のイベントとなっておりますので、ご利用の際はお近くの店舗までお問い合わせください。
日本最大級の祭典
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日本最大級の振袖の祭典が【きもの紀行㏌浅草2025】で行われます。
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