振袖ブログ
こんにちは、すずのき編集部です。
成人式当日――朝早くから着付け・ヘアセットをして、
久しぶりに会う友人との再会や撮影など、1日があっという間ですよね。
そんな中、「あれ?なんだか着崩れてるかも…」と感じる瞬間は誰にでもあります。
長時間の着用や移動、写真撮影などで、振袖は少しずつ形が崩れやすいもの。
この記事では、成人式当日に起こりやすい着崩れの原因と、裾・衿・おはしょり・帯などのパーツ別の直し方を、すぐに実践できる形でご紹介します。
会場や休憩中でもできる「応急処置のコツ」もお伝えしますので、安心して最後まで美しい着姿を保ちましょう。
成人式で振袖が着崩れやすい理由
成人式の日は、早朝から夜まで長時間の着用。
移動・座る・写真撮影・食事と、振袖にとって“試練”の連続です。
特に崩れやすいのはこの4つのシーン。
- 車やバスでの移動中 → 帯の形がつぶれやすい
- 式典中の椅子に座っている時間 → 裾と衿が動きやすい
- 写真撮影や挨拶まわり → 動作でおはしょりがずれる
- 食事・休憩タイム → 胸元や帯まわりがゆるむ
どんなに完璧に着付けても、これだけの動作があれば少しの崩れは自然なこと。
慌てずに整えれば、きれいに戻せます。
トピックス|自分でできる着崩れの直し方
1.裾(すそ)の着崩れ|階段・移動中に広がったとき
2.衿(えり)の着崩れ|胸元が開いた・抜き衿が詰まったとき
3.おはしょりの着崩れ|帯下のもたつき・しわが気になるとき
4.帯の着崩れ|帯が下がる・傾く・結びがゆるむとき
5.移動・写真・食事などシーン別の応急処置
6.着崩れを最小限にする3つの姿勢のコツ
7.持っておくと安心な「成人式お直しポーチ」
8.どうしても直らないときは
1.裾(すそ)の着崩れ|階段・移動中に広がったとき
振袖を着ていて裾が広がってしまったときは、慌てず・人目につかない動作で整えるのがポイントです。状況別に、すぐできる治し方をまとめますね。
よくある状態
- 裾が左右に広がる
- 歩くたびに前裾がはねる
- 長さがバラついて見える
① 立っているときの裾の治し方
歩いたあと・写真撮影のあとなどに広がりやすい場面です。
- 両手で前の裾を軽く持つ
左右の振袖の裾先(足元)をそっとつまみます。
- 内側に寄せながら、下に軽く引く
左右を中央に寄せるイメージで、ストンと落とします。
- 腰骨あたりをそっと押さえる
帯の下あたりを手の甲で軽く押すと、裾が自然に戻ります。
〇無理に引っ張らないことが大切です。
② 椅子から立ち上がった直後の治し方
裾がいちばん乱れやすいタイミングです。
- 立ち上がったらすぐに
- 前の裾を両手で内側に寄せる
- 一歩下がりながら裾を落とす
この「一歩下がる」動作で、重みが下にかかり整いやすくなります。
③ 歩いている最中に広がったとき
その場で止まらず、一呼吸おいてから整えます。
- 半歩止まる
- 前裾を軽くつまむ
- 足元を見ず、目線は前のまま治す
上品に見える所作になります。
④ トイレ後・大きく崩れたときの応急処置
裾が戻らないときは:
- 左手で衿元、右手で裾を持つ
- 衿から裾に向かって空気を抜くように軽くなで下ろす
- 腰回りを手のひらで軽く押さえる
それでも難しい場合は、近くの美容スタッフ・着付け師さんに早めに声をかけるのが安心です。
裾が広がりにくくする予防ポイント
- 歩幅は小さめ
- 階段・段差では少し裾を持ち上げる
- 椅子に座る前に裾を軽く前に流す
これだけでも、乱れにくさがぐっと変わります。
2.衿(えり)の着崩れ|胸元が開いた・抜き衿が詰まったとき
振袖の衿元が乱れたときは、「引っ張らず・目立たず・首元から整える」のが基本です。場面別に、すぐできる治し方をご紹介します。
よくある状態
- 衿が詰まって苦しそう
- 衿が開きすぎてだらしなく見える
- 半衿が左右でズレる
① その場ですぐできる基本の治し方
写真撮影の前や、人と話す前におすすめです。
- 左手で胸元(衿の交差部分)を軽く押さえる
衿がずれないように固定します。
- 右手を首の後ろに回す
半衿〜衣紋(首の後ろ部分)のあたりに手を入れます。
- 後ろから前へ、空気を抜くようになでる
背中の布を前に送るイメージです。
- 胸元を再度軽く整える
V字が深くなりすぎていないか確認します。
〇前から強く引くのはNG。必ず「後ろ→前」が基本です。
② 衿元が詰まって苦しいとき
首が詰まり、見た目も硬くなりがちです。
- 首の後ろから、衣紋を指2本分ほど抜く
- 抜いたら、胸元を軽く押さえて形を固定
※一気に抜かず、少しずつがきれいに仕上がります。
③ 衿が開きすぎたとき(はだけて見える)
動いたあとに起こりやすい状態です。
- 胸元の衿合わせを手のひらで内側に寄せる
- 後ろの布を少し前へ送る
- 鎖骨が少し見える程度で止める
〇無理に閉じず、「自然なV字」を意識すると上品です。
④ 半衿が見えすぎ・左右がずれたとき
写真で気づくことが多いポイントです。
- 片側だけずれている場合
→ ずれていない側に合わせて、後ろから調整
- 半衿が多く出すぎた場合
→ 指先で首元から中へ押し込む
襟元を乱れにくくするコツ
- 歩くときは背筋を伸ばす
- 下を向きすぎない
- 椅子に座るときは背もたれに深くもたれない
3.おはしょりの着崩れ|帯下のもたつき・しわが気になるとき
振袖のおはしょりが乱れたときは、「触る場所を間違えない」「上から下へ整える」のが基本です。外出先でもできる、目立たない治し方をまとめます。
よくある状態
- おはしょりが下がる
- たるみが出る
- 片側だけ乱れる
① その場ですぐできる基本の治し方
立ったまま・鏡がなくても対応できます。
- 帯の下(おはしょりの上)を両手で軽く押さえる
まず“土台”を固定します。
- おはしょりの山(たるみ部分)を左右均等につまむ
前中央〜脇にかけて、少しずつ。
- 下に向かって軽く引き、横に流す
シワを下へ逃がすイメージです。
- 最後に帯下をそっと押さえる
形を安定させます。
〇強く引っ張ると腰紐が動くので要注意。
② おはしょりが長くなった・下がってきたとき
歩いたり座ったあとに起こりやすい状態です。
- 帯の下に指を入れ、たるみを中へ押し込む
- 左右均等になるよう、少しずつ調整
〇上に引き上げるのはNG。中へ入れるのが正解です。
③ 片側だけ乱れたとき
写真で気づくことが多いパターンです。
- 乱れていない側を基準に見る
- 乱れた側のおはしょりだけを、下に整えて横へ流す
- 帯下を軽く押さえて固定
左右を無理に揃えようと引かないのがコツです。
④ トイレ後・大きく崩れたときの応急処置
鏡の前で落ち着いて行いましょう。
- 帯下を押さえる
- おはしょり全体を両手で整える
- シワは下方向へ逃がす
- 脇→前中心の順で確認
戻らない場合は、腰紐や伊達締めが緩んでいる可能性があるので、無理せずスタッフや着付け師さんに頼ってください。
おはしょりが乱れにくくなる所作
- 歩幅は小さめ
- 椅子に座るときは浅く腰掛ける
- 立ち上がる前に一度おはしょりを確認
4.帯の着崩れ|帯が下がる・傾く・結びがゆるむとき
振袖の帯が乱れたときは、「自分で触っていい所」と「触らない所」を分けて考えることが大切です。成人式当日や外出先でもできる、安全な治し方をまとめます。
よくある状態
- 帯が下がった感じがする
- 帯が回って柄がズレる
- 帯揚げ・帯締めが乱れる
① 自分で直してOKな範囲(前・横)
※後ろの帯結びは基本的に触りません。
前帯がずれた・下がったとき
- 帯の中央(前)を両手で包むように持つ
- 下から上へ、そっと持ち上げる
- 帯の上線を水平に整える
- 帯締めがある場合は、帯締めの位置だけ軽く整える
〇帯を強く引く・ねじるのはNG。
② 帯が回ってしまったとき(柄がズレた)
歩いたあとに起こりやすいトラブルです。
- 帯の前中央を両手で押さえる
- 腰を左右に小さく動かす
- 帯を体と一緒に戻すイメージで調整
※帯だけを引っ張って回そうとしないのがポイント。
③ 帯が緩んだ感じがするとき
見た目は大丈夫でも、不安定な状態です。
- 帯締めを軽く持ち上げて位置を整える
- 帯揚げが下がっていたら、そっと中へ入れ込む
〇帯揚げを強く引くと、後ろが崩れるので注意。
④ 帯結び(後ろ)が崩れたとき
自分では直さないのが正解です。
- 無理に触らない
- 壁や椅子に寄りかからない
- すぐに着付け師さん・美容スタッフ・会場係員へ相談
少しの崩れでも、プロなら数分で整えてくれます。
帯が乱れにくくなる所作のコツ
- 椅子の背もたれに深く寄りかからない
- 車・バスでは浅く腰掛ける
- 人混みでは後ろを壁にしない
5.移動・写真・食事などシーン別の応急処置
移動中
・車のシートにもたれないよう注意。
・帯をつぶさないよう、背筋をまっすぐに。
写真撮影前
・鏡で「衿・裾・おはしょり」を確認。
・おはしょりを手で軽くなでて整えるだけで印象UP。
食事のとき
・ナプキンを帯に挟むと汚れ防止に◎。
・座るときは裾を手で前に引き出しておくと安心です。
トイレ休憩時
・裾を崩さないよう、後ろで軽く持ち上げて動く。
・終わったあとに「裾とおはしょり」を軽く整える習慣を。
6.着崩れを最小限にする3つの姿勢のコツ
- 浅く座る
帯が背もたれに当たらないよう、背中を浮かせる。
- 足をそろえる
足を組むと裾が広がり、衿も引っ張られやすくなります。
- 立つときは背筋を伸ばす
猫背になると衿が詰まりやすいので、姿勢を正して美しく。
7.持っておくと安心な「成人式お直しポーチ」
成人式当日は、美容室や会場に頼れない場面も。
そんなときのために、小さな巾着に入れておくと便利なものをまとめました。
・腰ひも(1本)
裾やおはしょりの応急用
・小型コーリンベルト
衿元が開いた時の補助
・ヘアピン
帯や衿の仮止めに使える
・ミニ鏡
会場でも身だしなみチェック
・安全ピン
帯結びの応急固定
・ハンカチ・ティッシュ
汗や汚れ防止に
ポーチひとつで、いざという時も安心。
バッグの片隅に忍ばせておくのがおすすめです。
8.どうしても直らないときは
もし帯が大きくずれたり、衿が深く崩れた場合は、
無理に自分で直さず、美容師や着付けスタッフに相談を。
成人式の会場には「着付け直しコーナー」や「美容ブース」が設けられていることもあります。
早めに声をかけることで、きれいな状態に戻せます。
焦らず、笑顔で整えることが一番大切です。
まとめ|着崩れも含めて“あなたらしい一日”に
振袖は、長い一日の中で少しずつ形を変えていくもの。
それは「あなたが笑い、動き、楽しんでいる証拠」でもあります。
着崩れても慌てず、手のひらでそっと整えるだけで、
振袖はまた美しく整います。
成人式という特別な日に、
鏡の前で姿を整えるその一瞬も、きっと大切な思い出になるはずです。
万が一、出先で着崩れが気になった場合には、お気軽にお近くのすずのき店舗をご利用ください。
店舗スタッフが着崩れ直しのお手伝いを致します。
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