すずのき スタッフブログ
土浦、つくば、かすみがうら、阿見町、美浦村をはじめとする、茨城県南エリアのご成人のお支度をお手伝いさせていただいております、すずのきイオン土浦店です。
成人式が近づいていますが、先日店内では前撮り相談会が行われました。
そこでいろいろなご相談を伺うのですが、多かったのは
「どのような髪型がいいか」
「持ち物は何をどの様に持って行けば良いのか」
「下着をどうしたらいいか」
などで、特にお母様が心配されることは下着や肌着関連の悩みでした。
今回は主に振袖を着るときにつける下着、また着付けについて、お悩みを解決していきたいと思います。
ぜひご参考ください。
(前撮り相談会の様子↓)

お母様世代の振袖のお着付けと言えば、ブラジャーをせずにガーゼやタオルで補正をしたり、お胸の大きい方はサラシでぐるぐる巻きにされたりと、あまり良い記憶がない方も少なくないかと思います。
更に、お支度のスタート時間が夜中や明け方であることが多かったため、着崩れしないようにと着ている本人がかなり苦しく思うほどきっちり着付ける傾向がありました。
そういった経験から、「娘もそういう思いをするのかしら…」と心配なさるのは親として当然のことです。
昨今の着付けは、以前と比べて変化してきています。紐の位置など、なるべく苦しくなく、しかしながら着崩れしにくいものを日々実験し、実現している人たちがいるのです。
それでいて下着は変わっていないかと言うと、決してそうではありません。しっかり下着も進化しています。
それでは、最近の振袖の着付けでは長襦袢の下はどんな風になっているのでしょうか。簡単にご紹介しましょう。
①1番下にいつものショーツと和装ブラジャーを着ています。
ショーツはかつては和装用の、履いたまま排泄ができるタイプのものが多く出回っていましたが、現在は普段お召しになっているもので問題ありません。
これは、ショーツ自体の股上が浅くなってきていることに加えて、腰紐の位置が以前に比べて高く締められるようになったためです。

②次に、肌着と裾除けを着ますが、こちらもワンピースのような型のスリップタイプがあります。
正装は肌着と裾除けを身に付けることが多いのですが、スリップの方が着やすいためそちらをお勧めする場合もあります。

③ここに補正を重ねていき、横から見たときのシルエットがなだらかになるようにします。実はこの時に和装ブラジャーの効果が得られます。

この他、形が変化して着やすくなったり、抵抗が少なくなるものはたくさんありますが、着付けの土台となるアイテムの数としての大きな違いは、和装ブラジャーがあることです。
では、この和装ブラジャーにはどのような効果があるのでしょうか。
まず、見た目に訴えかけるものとして、胸元がキレイに整います。
どう言った状態がキレイではないのかというと、
A.デコルテがくぼんでいて衿元にシワが寄っている。
B.バストが膨らんで見えて帯の上に乗ってしまっている。

つまり、デコルテが程よく膨らんでいてバストは大きくなく、鎖骨から胸下にかけてがなだらかになっている状態が胸元がキレイな着付けができる体型なのです。
(今後、補正についての記事を掲載します。)
しかし、現代の日本人の体型は西洋的で、キレイに着付けができる体型の方はほぼいらっしゃいません。
そのために、着物を着ているときの苦しさの原因のひとつに数えられる〝補正〟をするのです。
タオルや綿花(めんか:補正に使う綿のこと)を使って、理想の体型を作ります。
この時に和装ブラジャーを着用していると、ある程度の体型補正ができます。
和装ブラジャーのデコルテ部分にはパットが入っており、鳩胸を作ります。
そしてバスト部分には程よい締め付け感の生地が使われ、胸を潰して鎖骨から下をなだらかにします。

補正を多くしなくていいので、苦しさが軽減されるのです。
また、胸元がなだらかになると、振袖の生地や重ね衿がおかしな方向に圧力を受けることがないので、着崩れしにくくなります。
こういった理由から、私たちは和装ブラジャーの着用をお勧めしているのですが、実は道具がいいだけでは苦しくなくてキレイな着付けは実現しません。
基盤としての着付けの技術や気遣いもまた、大切なのです。
すずのき土浦店では、着付け後の動きやすさを重視しています。
例えば、裾の長さ。
前撮り会の時には写真映りを美しくするために長めに仕上げますが、成人式当日は短めにして歩きやすくします。
そして、裾の位置を決める腰紐はしっかりと締め、位置が動かないように固定します。
そのかわり、締めすぎると気分が悪くなりやすい〝みぞおち〟の位置に結ぶ紐は結び目をずらしながら、過度に締め付けないように気をつけることで、「苦しい」と感じにくくします。
締めるところと緩めるところのメリハリをつけることで、苦しすぎず、着崩れしにくい着付けを実現するのです。
その上で、お出かけ前には振袖を着ている時の所作(ふるまい方)をレクチャーいたします。
2019年の成人式は土浦市周辺にお住まいの約180名のお客様のお支度をさせていただきましたが、こういった取り組みによって多くのお客様からご好評の声をいただきました。
着付けが上手な人なら、最低限の道具が揃ってさえいれば、着せられないことはありません。
しかし、和装ブラジャーなどのアイテムを使えばよりキレイに窮屈なく成人式へ出席する事が可能です。
着付けに必要な道具についての記事はこちら↓↓↓

着せる人の知識と技術があって、それにいいアイテムが合わさることで、着崩れしにくいキレイな着付けが完成するのです。
ぜひ、着物を着るときの土台として和装ブラジャーを着用してください。
着物よりも皆様の生活に身近な浴衣をご着用の際にも同じ効果が得られます。
すずのきイオン土浦店はイオンの2階、さくら広場エスカレーターを上がってジュエリーショップの並びにございます。
まだお店選びで迷われている方はもちろん、全く興味はないけどいずれは必要なことなので話だけでも聞いておきたいという方は、ぜひ ご予約 いただいた上でご相談ください。
メール、または お電話 でのお問い合わせをお待ちしております。
今年も開催!!お振袖無料ご試着体験会!!詳細はこちらをクリック↓
成人式が近づいていますが、先日店内では前撮り相談会が行われました。
そこでいろいろなご相談を伺うのですが、多かったのは
「どのような髪型がいいか」
「持ち物は何をどの様に持って行けば良いのか」
「下着をどうしたらいいか」
などで、特にお母様が心配されることは下着や肌着関連の悩みでした。
今回は主に振袖を着るときにつける下着、また着付けについて、お悩みを解決していきたいと思います。
ぜひご参考ください。
(前撮り相談会の様子↓)

1,お母様の記憶の中の着付け
お母様世代の振袖のお着付けと言えば、ブラジャーをせずにガーゼやタオルで補正をしたり、お胸の大きい方はサラシでぐるぐる巻きにされたりと、あまり良い記憶がない方も少なくないかと思います。
更に、お支度のスタート時間が夜中や明け方であることが多かったため、着崩れしないようにと着ている本人がかなり苦しく思うほどきっちり着付ける傾向がありました。
そういった経験から、「娘もそういう思いをするのかしら…」と心配なさるのは親として当然のことです。
2,和装用の下着もどんどん着やすく進化している
昨今の着付けは、以前と比べて変化してきています。紐の位置など、なるべく苦しくなく、しかしながら着崩れしにくいものを日々実験し、実現している人たちがいるのです。それでいて下着は変わっていないかと言うと、決してそうではありません。しっかり下着も進化しています。
それでは、最近の振袖の着付けでは長襦袢の下はどんな風になっているのでしょうか。簡単にご紹介しましょう。
3,振袖の下はどうなっているのか
①1番下にいつものショーツと和装ブラジャーを着ています。
ショーツはかつては和装用の、履いたまま排泄ができるタイプのものが多く出回っていましたが、現在は普段お召しになっているもので問題ありません。
これは、ショーツ自体の股上が浅くなってきていることに加えて、腰紐の位置が以前に比べて高く締められるようになったためです。

②次に、肌着と裾除けを着ますが、こちらもワンピースのような型のスリップタイプがあります。
正装は肌着と裾除けを身に付けることが多いのですが、スリップの方が着やすいためそちらをお勧めする場合もあります。

③ここに補正を重ねていき、横から見たときのシルエットがなだらかになるようにします。実はこの時に和装ブラジャーの効果が得られます。

この他、形が変化して着やすくなったり、抵抗が少なくなるものはたくさんありますが、着付けの土台となるアイテムの数としての大きな違いは、和装ブラジャーがあることです。
では、この和装ブラジャーにはどのような効果があるのでしょうか。
3,〝和装ブラジャー〟がオススメの理由
まず、見た目に訴えかけるものとして、胸元がキレイに整います。
どう言った状態がキレイではないのかというと、
A.デコルテがくぼんでいて衿元にシワが寄っている。
B.バストが膨らんで見えて帯の上に乗ってしまっている。

つまり、デコルテが程よく膨らんでいてバストは大きくなく、鎖骨から胸下にかけてがなだらかになっている状態が胸元がキレイな着付けができる体型なのです。
(今後、補正についての記事を掲載します。)
しかし、現代の日本人の体型は西洋的で、キレイに着付けができる体型の方はほぼいらっしゃいません。
そのために、着物を着ているときの苦しさの原因のひとつに数えられる〝補正〟をするのです。
タオルや綿花(めんか:補正に使う綿のこと)を使って、理想の体型を作ります。
この時に和装ブラジャーを着用していると、ある程度の体型補正ができます。
和装ブラジャーのデコルテ部分にはパットが入っており、鳩胸を作ります。
そしてバスト部分には程よい締め付け感の生地が使われ、胸を潰して鎖骨から下をなだらかにします。

補正を多くしなくていいので、苦しさが軽減されるのです。
また、胸元がなだらかになると、振袖の生地や重ね衿がおかしな方向に圧力を受けることがないので、着崩れしにくくなります。
こういった理由から、私たちは和装ブラジャーの着用をお勧めしているのですが、実は道具がいいだけでは苦しくなくてキレイな着付けは実現しません。
基盤としての着付けの技術や気遣いもまた、大切なのです。
4,着付けもこだわるのが〝すずのき流〟
すずのき土浦店では、着付け後の動きやすさを重視しています。例えば、裾の長さ。
前撮り会の時には写真映りを美しくするために長めに仕上げますが、成人式当日は短めにして歩きやすくします。
そして、裾の位置を決める腰紐はしっかりと締め、位置が動かないように固定します。
そのかわり、締めすぎると気分が悪くなりやすい〝みぞおち〟の位置に結ぶ紐は結び目をずらしながら、過度に締め付けないように気をつけることで、「苦しい」と感じにくくします。
締めるところと緩めるところのメリハリをつけることで、苦しすぎず、着崩れしにくい着付けを実現するのです。
その上で、お出かけ前には振袖を着ている時の所作(ふるまい方)をレクチャーいたします。
2019年の成人式は土浦市周辺にお住まいの約180名のお客様のお支度をさせていただきましたが、こういった取り組みによって多くのお客様からご好評の声をいただきました。
5,アイテムと技術が揃って初めていい着付けができる
着付けが上手な人なら、最低限の道具が揃ってさえいれば、着せられないことはありません。
しかし、和装ブラジャーなどのアイテムを使えばよりキレイに窮屈なく成人式へ出席する事が可能です。
着付けに必要な道具についての記事はこちら↓↓↓

着せる人の知識と技術があって、それにいいアイテムが合わさることで、着崩れしにくいキレイな着付けが完成するのです。
ぜひ、着物を着るときの土台として和装ブラジャーを着用してください。
着物よりも皆様の生活に身近な浴衣をご着用の際にも同じ効果が得られます。
すずのきイオン土浦店はイオンの2階、さくら広場エスカレーターを上がってジュエリーショップの並びにございます。
まだお店選びで迷われている方はもちろん、全く興味はないけどいずれは必要なことなので話だけでも聞いておきたいという方は、ぜひ ご予約 いただいた上でご相談ください。
メール、または お電話 でのお問い合わせをお待ちしております。
今年も開催!!お振袖無料ご試着体験会!!詳細はこちらをクリック↓
