振袖ブログ
神奈川県厚木市、伊勢原市、平塚市、海老名市、座間市、愛川町、清川村で成人式の振袖を選ぶなら、すずのき厚木店にお任せください。
こんにちは!すずのき厚木店の四日市です。
最近は台風が近づいてきたり、天気が悪かったりとむしむしする陽気が続いていますね。
今回は帯締めの結び方アレンジの紹介をしていきたいと思います。
帯締めというのは、結んだ帯の真ん中にある飾り紐のことを指すというのは皆さんご存知かと思います。着物を着る時に欠かせない小物のひとつであり、全体的なコーディネートのアクセントにもなります。
☆帯締めの由来
突然ですが、帯締めの由来というのはご存知でしょうか?実は江戸時代までさかのぼります。
当時、歌舞伎は娯楽のひとつとして親しまれていました。その時、人気のあった歌舞伎役者が衣装の着崩れを防ぐ為に締めた紐が由来となっているそうです。そしてその紐の結び方を女性たちが真似をしたことによって、広まったといわれています。
憧れの人のファッションを真似するというのは、今も昔も変わらないですね!
ちなみに江戸時代は『丸ぐけ紐』という、丸く組んである、布で綿をくるんだ円柱状の帯締めが使われていました。しかし明治時代になってからは廃刀令が出たことにより、刀の下緒(日本刀の鞘に装着して使う紐のこと)に使われていた『組紐』が主流となりました。
現在は組紐が主流ですが、丸ぐけ紐は花嫁衣裳、振袖、第一衣装といった特別の時に使われるようになっています。
帯締めの役割として、本来帯の形を固定して、かたちを崩れにくくする為に使用します。
ですが結び方次第では着物のアクセサリーとしても使われ、着物や帯のデザインに合わせてコーディネートが出来ます。そうすることによって豪華さや華やかさ、上品さを引き立ててくれる重要な役割を担っています。
振袖はさまざまな小物の組み合わせによって完成しますが、細部にこだわるほど、すてきなオリジナルコーディネートになります。着物の顔とも言える帯まわりをさらに引き立てる、帯締めのデザインやアレンジにこだわって、二十歳の記念の振袖姿をより特別な装いにしていただきたいと思います。
☆帯締めの選び方
帯締めを選ぶポイントとしては、着物と帯の両方に調和する物を選ぶと良いかと思います。
色の選び方として、
- 着物または帯に使われている色の中から1色を選ぶ
- 着物または帯に使われている色の中でメインとなる色の補色を選ぶ
(例:オレンジと青、黄色と紫、赤と青緑 etc…)
というのが一般的となっています。
着物の地色と合わせると、より一層なじみがよくなります!
また反対に、地色と全く違う色を合わせた場合は、帯締めが強調されることによって、より引き締まった印象となります。
ご紹介する振袖に使う帯締めは、格式の高い振袖に合わせて太めの物が使用されています。
最近ではつまみ細工がついているもの、鈴が付いているもの、パールが付いた物など華やかな帯締めがとても多くなっています。また、それに伴うかたちで結び方もどんどんアレンジが加わり、豪華になっている傾向があるように思います。
☆帯締めの結び方
それでは、帯締めの結び方アレンジをご紹介します!
・ハート…こちらは可愛い雰囲気にしたい方にぴったり!帯締めの色がかわいらしく、やさしい色味の時に結ぶと雰囲気がマッチする事間違いなしです。
・クローバー…ハートから発展した形のクローバー!緑や黄緑の帯締めだと完璧ですね。何かラッキーな事がおきるかもしれません。
・ト音記号…あまり見ない結び方ですが、これが意外と簡単。音楽が好きな方はもちろん、回りのお友達と差をつけてオシャレにしたいという方におすすめです。
いかがだったでしょうか?
振袖の帯締めアレンジとして紹介しましたが、もちろん着物に対しても応用できるので着物や帯の雰囲気に合わせて結んでみて下さいね!
他にもたくさんのアレンジがあるので、こだわっていただけると楽しいと思います。
店頭でも当店スタッフがご紹介いたしますので、ご相談いただければと思います!
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