振袖ブログ
土浦、つくば、かすみがうら、阿見町、美浦村をはじめとする、茨城県南エリアのご成人のお支度をお手伝いさせていただいております、すずのきイオン土浦店の相沢です。
近頃は各所でイルミネーションも光るようになり、クリスマスまっしぐらですね。土浦では霞ヶ浦総合公園の水郷桜イルミネーションが2019年11月16日(土曜日)より2020年2月16日(日曜日)まで開催しております。
水郷桜イルミネーションホームページはこちら
さて、イルミネーションに彩られるクリスマスが終わると、あっという間にお正月、そして成人式がやって参りますね。
2020年(令和2年)土浦市周辺の成人式情報はこちら
「楽しみ!!」と思われる反面、不安に思われることも出てくる頃かと存じます。
私は心配性ですので、着付けをして気分が悪くならないかとばかり考えていたことをよく覚えています。
そこで今回は、苦しくないのに着崩れしない振袖着付けのポイントをお伝えします。
目次

振袖は、フォーマルの着物に分類されます。
カジュアルですとある程度は自由に着られる着物ですが、フォーマルの場合はきっちり決まった型で着ます。
そのため、衿を極端に抜いたり、浅く合わせたりはしません。
衿の交差する部分が鎖骨の真ん中のくぼみの辺りで深く合わさり、衣紋(えもん:首の後ろの隙間)の具合はこぶし1つぶんが目安です。

衿の抜き方は体型により多少変わりますが、横から見た際に抜いた衿の中心が背中のラインと垂直になっているのが理想です。
また、振袖の裾は普段着よりも長めにします。
草履をぬいで床に足をつけたときに床に裾が付く程度から、使う草履が高めのものの場合には床で少し引きずるくらいの長さになります。
着付けの上手い下手は見た目だけではありません。
きっちり着付けても苦しくないのが上手な着付けなのです。
それらを実現するために必要なポイントを3つに絞りました。
ポイント①正しい補正をすること
ポイント②道具にこだわること
ポイント③振袖を着せてもらうときの姿勢を整えること
この3つを気をつけるだけで、ぐんと振袖を着ている間が楽に過ごせます。
振袖をはじめ、着物を着るときの体型の補正というのは、身体の凹凸をなくして真っ直ぐな円錐を作るのが基本です。
身体のでっぱりを基準に、凹んでいるところをフェイスタオルや綿花(補正用の綿)で埋めていきます。
主に腰回りとお尻の上、肩から胸の膨らみはじめの辺り、胸の下の部分を補正します。

特に、腰紐が当たる胸の下や腰回りにタオルを入れることで腰紐の圧力が直接身体に当たらないようにすると、苦しさを軽減できます。
〝みぞおち〟や〝肋骨〟に紐が当たると痛くなるので注意しましょう。
「痩せているからたくさんタオルを使う」「太っているからタオルを使わない」という認識は大きな間違いです。
痩せている方は痩せている方なりの、ふくよかな方にはふくよかな方なりの補正があるので、十分な補正をしてから着付けをしましょう。
次に、着付けをする際の道具にこだわることが仕上がりを左右します。
着付けされたときの苦しさに直結するのが腰紐の素材と幅。
腰紐の素材は絹かモスリン(木綿や羊毛など)のものが良いでしょう。
ポリエステルなどの化学繊維は締まり過ぎて締めたところが痛くなりやすいのです。
腰紐の幅は広めのものの方が苦しくなりにくいので、5㎝〜7㎝程度のものを選びましょう。
最低5㎝はないと圧力が分散されずに圧迫感が強くなります。

着付けの前にお持ちの腰紐をチェックして、シワシワにまるまっていることがあればアイロンで当て布をしながら伸ばしてから使用しましょう。
更に、着崩れのしにくさをバックアップするのに欠かせないのが伊達締めです。
こちらの道具は長襦袢の胸紐の上に締めるものと、振袖の胸紐の上に締めるものの2本をご用意ください。

お胸の大きな方は、コーリンベルトがあると尚良いでしょう。胸元の着崩れを防ぐ事ができます。
振袖を着せてもらうときの姿勢も、着た後に大きく影響を及ぼします。
悪い姿勢で着付けをしてしまうと、脱ぐときまでそのままになってしまうのです。
悪い姿勢とは、猫背の姿勢を示します。
肩が内側に入り首が前に下がり、下腹部が前に突き出してしまう状態です。
この姿は着物を着る姿勢として美しくありません。
また、肺が十分に開かれない状態が続くため、苦しさを感じたり、胃が圧迫されて気分を悪くしやすくなってしまいます。
着付けをしてもらう際には、まず背筋を伸ばします。
肩をぐるりと後ろに回してストンと下ろした位置が正しい肩の位置です。
軽く顎を引き、脚を肩幅に開いて立ちましょう。
その方が帯を締めるときに踏ん張りが効きます。
着付けの最中は着付師の手が気になるかもしれませんが、真っ直ぐ前を向いて首をあまり動かさないように意識しましょう。
腰紐を締めてもらうときには、空気を吸って腹部、胸部を膨らませます。
こうすることで腰紐の締まり具合を抑える事ができます。
とはいえ、それでも不快感を感じることはあります。その場合には我慢せずに必ず申し出ましょう。
着付けのときの姿勢を変えるだけで、楽になるだけでなく着姿も綺麗になります。
ぜひお着付けの際には上記をおさえてみてください。
すずのき土浦店の成人式、成人式前撮り撮影会はプロの着付師集団と組んで着付けをします。
単純に、数をこなしている方の方が着付けが上手いためです。
すずのき絹絵屋ファッションショーや、普段のお店での着付を日々行なっているので経験値の高い方が多いのが特徴です。
着付師のダブルチェックにすずのきのスタッフのチェックが加わり万全の体制をつくります。
着付師に言い難いことも、すずのきのスタッフに伝えてもらうことで遠慮による我慢を防ぐ準備もしております。
すずのき土浦店の成人式サポートはこちら
成人式、前撮り撮影の持ち物の事前確認なども承っておりますので、ぜひご活用ください。
2020年(令和2年)土浦市周辺の成人式情報はこちら
すずのきイオン土浦店はイオンの2階、さくら広場エスカレーターを上がってジュエリーショップの並びにございます。
まだお店選びで迷われている方はもちろん、全く興味はないけどいずれは必要なことなので話だけでも聞いておきたいという方は、ぜひご予約 いただいた上でご相談ください。
メール、またはお電話 でのお問い合わせをお待ちしております。
近頃は各所でイルミネーションも光るようになり、クリスマスまっしぐらですね。土浦では霞ヶ浦総合公園の水郷桜イルミネーションが2019年11月16日(土曜日)より2020年2月16日(日曜日)まで開催しております。
水郷桜イルミネーションホームページはこちら
さて、イルミネーションに彩られるクリスマスが終わると、あっという間にお正月、そして成人式がやって参りますね。
2020年(令和2年)土浦市周辺の成人式情報はこちら
「楽しみ!!」と思われる反面、不安に思われることも出てくる頃かと存じます。
私は心配性ですので、着付けをして気分が悪くならないかとばかり考えていたことをよく覚えています。
そこで今回は、苦しくないのに着崩れしない振袖着付けのポイントをお伝えします。
目次
1,振袖着付けの基本
2,苦しくないのに着崩れない着付け
3,ポイント①正しい補正
4,ポイント②道具にこだわる
5,ポイント③振袖を着せてもらうときの姿勢
6,すずのき土浦店の場合

1,振袖着付けの基本
振袖は、フォーマルの着物に分類されます。
カジュアルですとある程度は自由に着られる着物ですが、フォーマルの場合はきっちり決まった型で着ます。
そのため、衿を極端に抜いたり、浅く合わせたりはしません。
衿の交差する部分が鎖骨の真ん中のくぼみの辺りで深く合わさり、衣紋(えもん:首の後ろの隙間)の具合はこぶし1つぶんが目安です。

衿の抜き方は体型により多少変わりますが、横から見た際に抜いた衿の中心が背中のラインと垂直になっているのが理想です。
また、振袖の裾は普段着よりも長めにします。
草履をぬいで床に足をつけたときに床に裾が付く程度から、使う草履が高めのものの場合には床で少し引きずるくらいの長さになります。
2,苦しくないのに着崩れない着付け
着付けの上手い下手は見た目だけではありません。
きっちり着付けても苦しくないのが上手な着付けなのです。
それらを実現するために必要なポイントを3つに絞りました。
ポイント①正しい補正をすること
ポイント②道具にこだわること
ポイント③振袖を着せてもらうときの姿勢を整えること
この3つを気をつけるだけで、ぐんと振袖を着ている間が楽に過ごせます。
3,ポイント①正しい補正
振袖をはじめ、着物を着るときの体型の補正というのは、身体の凹凸をなくして真っ直ぐな円錐を作るのが基本です。
身体のでっぱりを基準に、凹んでいるところをフェイスタオルや綿花(補正用の綿)で埋めていきます。
主に腰回りとお尻の上、肩から胸の膨らみはじめの辺り、胸の下の部分を補正します。

特に、腰紐が当たる胸の下や腰回りにタオルを入れることで腰紐の圧力が直接身体に当たらないようにすると、苦しさを軽減できます。
〝みぞおち〟や〝肋骨〟に紐が当たると痛くなるので注意しましょう。
「痩せているからたくさんタオルを使う」「太っているからタオルを使わない」という認識は大きな間違いです。
痩せている方は痩せている方なりの、ふくよかな方にはふくよかな方なりの補正があるので、十分な補正をしてから着付けをしましょう。
4,ポイント②道具にこだわる
次に、着付けをする際の道具にこだわることが仕上がりを左右します。
着付けされたときの苦しさに直結するのが腰紐の素材と幅。
腰紐の素材は絹かモスリン(木綿や羊毛など)のものが良いでしょう。
ポリエステルなどの化学繊維は締まり過ぎて締めたところが痛くなりやすいのです。
腰紐の幅は広めのものの方が苦しくなりにくいので、5㎝〜7㎝程度のものを選びましょう。
最低5㎝はないと圧力が分散されずに圧迫感が強くなります。

着付けの前にお持ちの腰紐をチェックして、シワシワにまるまっていることがあればアイロンで当て布をしながら伸ばしてから使用しましょう。
更に、着崩れのしにくさをバックアップするのに欠かせないのが伊達締めです。
こちらの道具は長襦袢の胸紐の上に締めるものと、振袖の胸紐の上に締めるものの2本をご用意ください。

お胸の大きな方は、コーリンベルトがあると尚良いでしょう。胸元の着崩れを防ぐ事ができます。
5,ポイント③振袖を着せてもらうときの姿勢
振袖を着せてもらうときの姿勢も、着た後に大きく影響を及ぼします。
悪い姿勢で着付けをしてしまうと、脱ぐときまでそのままになってしまうのです。
悪い姿勢とは、猫背の姿勢を示します。
肩が内側に入り首が前に下がり、下腹部が前に突き出してしまう状態です。
この姿は着物を着る姿勢として美しくありません。
また、肺が十分に開かれない状態が続くため、苦しさを感じたり、胃が圧迫されて気分を悪くしやすくなってしまいます。
着付けをしてもらう際には、まず背筋を伸ばします。
肩をぐるりと後ろに回してストンと下ろした位置が正しい肩の位置です。
軽く顎を引き、脚を肩幅に開いて立ちましょう。
その方が帯を締めるときに踏ん張りが効きます。
着付けの最中は着付師の手が気になるかもしれませんが、真っ直ぐ前を向いて首をあまり動かさないように意識しましょう。
腰紐を締めてもらうときには、空気を吸って腹部、胸部を膨らませます。
こうすることで腰紐の締まり具合を抑える事ができます。
とはいえ、それでも不快感を感じることはあります。その場合には我慢せずに必ず申し出ましょう。
着付けのときの姿勢を変えるだけで、楽になるだけでなく着姿も綺麗になります。
ぜひお着付けの際には上記をおさえてみてください。
6,すずのき土浦店の場合
すずのき土浦店の成人式、成人式前撮り撮影会はプロの着付師集団と組んで着付けをします。
単純に、数をこなしている方の方が着付けが上手いためです。
すずのき絹絵屋ファッションショーや、普段のお店での着付を日々行なっているので経験値の高い方が多いのが特徴です。
着付師のダブルチェックにすずのきのスタッフのチェックが加わり万全の体制をつくります。
着付師に言い難いことも、すずのきのスタッフに伝えてもらうことで遠慮による我慢を防ぐ準備もしております。
すずのき土浦店の成人式サポートはこちら
成人式、前撮り撮影の持ち物の事前確認なども承っておりますので、ぜひご活用ください。
2020年(令和2年)土浦市周辺の成人式情報はこちら
すずのきイオン土浦店はイオンの2階、さくら広場エスカレーターを上がってジュエリーショップの並びにございます。
まだお店選びで迷われている方はもちろん、全く興味はないけどいずれは必要なことなので話だけでも聞いておきたいという方は、ぜひご予約 いただいた上でご相談ください。
メール、またはお電話 でのお問い合わせをお待ちしております。
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