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土浦、つくば、かすみがうら、阿見町、美浦村をはじめとする、茨城県南エリアのご成人のお支度をお手伝いさせていただいております、すずのきイオン土浦店の相沢です。



店頭に色とりどりの浴衣が並ぶようになったこの頃、「着物に憧れはあるけれど、高価な上に管理が難しそうだから手が出せない…」というご相談をお客様からうかがうことが多くなりました。
お振袖世代の方をはじめ、口には出さないものの心の中では着物に憧れをもつ人は少なくないようです。

1,着物を着られない日本人の悩み

世界的に実は民族衣装に対する意識が高い日本なのですが、現代の日本人のライフスタイルにはそぐわないイメージが焼き付いてしまっているのが正直なところです。

しかしながら、それはあくまでもイメージ。気づかないところで、私たちの民族衣装は日々進化を遂げています。
簡単な着方やそれを助けるアイテムなど、着物に親しみ易くなるさまざまなものが生みだされています。
中でも私が注目しているのは『みんなが着やすいコーディネート』です。

着物を着られない・着たくない方のほとんどが、主に次のような理由を述べます。

1,購入にもケアにもお金がかかる
2,保管が難しそう
3,着付けができない
4,着て行く場所がない
5,着物のルールがわからない

着物デビューを目指す人が抱えるこれらの悩みのうち、1、2、5は選ぶ着物や帯の素材や組み合わせ方で解決できてしまうのです。

2,季節と着用シーンをおさえて楽しみたい、浴衣を着物として着る装い

着物を「着たいけれど着られない」そんな方に私がオススメする商品は、ズバリ浴衣です。

それも、仕立て上がった状態のものではなく、反物から着る方の身体のサイズに合わせてお仕立てをさせていただくタイプのものです。これを私共は〝マイサイズ浴衣〟と呼んでいます。衿の仕立て方もオーダーできるので、生地は綿や綿麻でも着物と同じ広衿にお仕立て可能です。

「着物の話なのに何故浴衣がオススメ？」と思われる方がほとんどかと思います。

入浴の際に身体を隠すために着られていた湯帷子（ゆかたびら）が湯上りに着るものへと変化した浴衣。肌や肌着の上に着るスタイルで、朝ドラなどでも寝巻きとして登場している姿を見る人も多いはずです。

そう聞くと、なおのこと理解しがたい提案と受け取られてしまうかもしれません。

しかし、昨今雑誌やテレビCM、電車の広告で見る浴衣姿はどうでしょうか。まるで小紋のような華やかな柄の浴衣に、レース生地のソックス足袋を履いてみたり、半巾帯に飾り紐や帯揚げを結んでみたりと、どことなく着物に寄ってきてはいませんか。

これが浴衣の進化です。お風呂の中で着る衣服は、普段着にまで変化してきたのです。

湯上り着、寝巻きとしてラフに着られてきた浴衣は、今やその着やすさや、お家で洗えるお手入れの手軽さをそのままに着物らしく着ることが可能なのです。
浴衣の下に長襦袢を着て、足袋を履くだけでカジュアルな夏着物や単衣着物に早変わりします。




このコーディネートのTPOについて、ポイントは2つです。
ひとつは、この装い方はあくまでカジュアルシーン限定の装い方なので、フォーマルシーンでは着用できないということです。
もうひとつは、真夏の7月〜8月と、単衣を着る時期の6月・9月にも着用できるということです。
この２点さえおさえておけば特には問題ありません。

２点目に関しては、一般的に唱えられているルールからするとかなり前衛的に聞こえるところですが、温暖化の影響もあって今後はさらに単衣の着物と浴衣、夏着物の登場場面が多くなることが予想されます。

そのことを踏まえて、お手入れの楽な綿や麻の素材の生地で仕立てた浴衣を小物や長襦袢の使い分けでいち早く『暑いと感じた日』のコーディネートに取り入れているのが、すずのきのご提案なのです。

3,浴衣で作る夏着物コーディネート

可愛らしい小紋のような柄の浴衣にレースの足袋と帯締めをプラスすると、まるで着物のような浴衣コーディネートが完成。



シックな色使いの浴衣に麻の名古屋帯を締めると、更に着物に近い着こなしになります。長襦袢を着ているので単衣の着物としても活躍するコーディネートです。



レースの羽織りやケープなどを合わせても高級感が演出されてお洒落です。



着物として着ることを前提として作られた訪問着風の絵羽の浴衣もございます。

4,少しの工夫でたくさんのお客様から喜びの声をいただいている今夏

「着物は着てみたいけど、絹布はちょっと…」とおっしゃっていたお客様へこのご提案をしたところ、「気軽に着物を楽しめるようになった！！」と喜んでいただくことができました。今年も多数の同様のお声が届いております。

また、20歳前後のお子様がいるお母様で「浴衣を着たいけれど、年齢的にちょっと恥ずかしい気がして…」と浴衣を敬遠している方がいらっしゃいましたが、今回ご紹介した夏着物風の着こなしで浴衣を楽しんでいただくことができた例もあります。

5,口コミで話題のすずのきの浴衣とは

当店自慢の〝マイサイズ浴衣〟は、今すずのき各店で最も口コミで反響を呼んでいる商品のひとつです。

前述の通り、着る方の身体のサイズに合わせてお仕立てをさせていただく浴衣のことですが、それによるメリットが多数あります。

直ぐに実感していただける部分としては、まず目で見た着姿が格段に美しくなること、そして着付けが驚くほど楽になることです。

細かい部分で言うと、衿を広く仕立てたり、臀部の辺りに裏地をつけて補強することが可能なので、よりお一人おひとりの体型にフィットする浴衣や、座るなどの動作に強い浴衣を作ることが出来ます。

この工夫が結果として着姿や着やすさに繋がります。広衿仕立てや裏地をつけての仕立ては着物に用いられる仕立て方です。ゆえに、私共が提供する〝マイサイズ浴衣〟が浴衣を着物として着るにあたって理想的な形のものであると言えます。

6,浴衣を着物として着るときのポイントまとめ

浴衣を着物として着るときのポイントをまとめると以下の6つになります。

○浴衣を自分のサイズで着物のように仕立てる
○長襦袢を着て、足袋を履く
○6月と9月は単衣の着物として着られる
○7月と8月は浴衣や夏着物として着られる
○カジュアル着なので着る場面は遊びのとき
○家でも洗うことができるのでケアがお手軽

7,すずのきのサービスで更に楽しむ

今なら、浴衣のマイサイズ仕立てをご利用の皆様に、無料のお着付けレッスンをサービスさせていただいております。
更に、すずのきメンバーズクラブにご入会いただいた方には、シーズン終わりの浴衣のお手入れを半額でご利用いただける特別なチケットをお渡し&着物好きの方で集まっての『着物を着る会』のご案内をいたしております。

スタッフのインスタグラムでも『着物を着る会』の様子を公開中です。





これではじめに挙げた悩み事は3と4も含めて全て解決できることになります。少しでも着物にトライするきっかけのヒントになれば幸いです。
今年の夏は、一味違う浴衣の楽しみ方で一緒に暑さを乗り切りましょう。


すずのきイオン土浦店はイオンの2階、さくら広場エスカレーターを上がってジュエリーショップの並びにございます。

まだお店選びで迷われている方はもちろん、全く興味はないけどいずれは必要なことなので話だけでも聞いておきたいという方は、ぜひ ご予約 いただいた上でご相談ください。

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